日本知的障害者福祉協会

[職場闘争]2023 年末行動 第2弾〜12・29末吉事務局長宅申し入れ行動〜

[職場闘争]2023 年末行動 第1弾〜12・28協会前“年末恒例!2023年仕事納め”情宣〜

日本知的障害者福祉協会情宣

日本知的障害者福祉協会情宣

仕事納めとなる本日、日本知的障害者福祉協会前の情宣に参加しました。労働組合の枠を越えて多くの仲間が結集しました。
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福祉協会ビラ1
福祉協会ビラ2
三合労ゆにおん同愛会も協会職員に訴えました。

日本知的障害者福祉協会で働く皆さん!ご苦労様です。

私は協会の会員施設である社会福祉法人同愛会日の出福祉園で看護師として働いている三多摩合同労働組合ゆにおん同愛会の林と言います。仕事納めである本日、協会のみなさんにぜひともお願いしたいことがあります。

 

今年は知的障害者施設での職員による利用者虐待事件の報道が相次ぎました。これまで介護福祉施設では多くの虐待事件が報道されてきましたが、今年は障害福祉、とりわけ知的障害福祉分野での利用者虐待事件の報道が際立っていました。私たち知的障害福祉にたずさわる者のありようが根本から問われた一年でした。2016年に起こったあの凄惨なやまゆり園事件は決して忘れてはいけない重大事件です。報道された数々の利用者虐待事件は、生命こそ奪わないものの、障害当事者の尊厳と人権をないがしろにする深刻な事件ばかりです。そして、虐待職員を擁護するネットニュースのコメントを見れば、この国の人権状況に暗澹たる気持ちにさせられます。

 

私の職場である社会福祉法人同愛会でも利用者虐待事件が報道されました。事件の背景は複雑ですが、職員への研修が不足していることが決定的要因です。法人を懲戒解雇された障害者雇用の元職員に対して、労働組合に相談することをけん制する発言を事業所長が行っていたことも判明しています。これは他の者との平等を基礎にして障害者に労働組合に参加することを保障した障害者権利条約第27条に明確に違反します。施設長にも障害者への労働権保障についての研修がなされていません。ことほどさように、労働権に関する認識は恐ろしく低いのが支援現場の現状なのです。労働組合に偏見をもち、労働組合活動の経験をもたずに仕事をしてきた人に、対人援助の仕事はできるはずがありません。

 

日本知的障害者福祉協会で働くみなさんはどうでしょうか?福祉協会に労働組合があり、パワハラ問題に長年とりくんでいること、協会がその解決に向けた努力を怠っていることをご存じだと思います。知的障害福祉にたずさわっているみなさんは、それを見て見ぬふりをするのでしょうか?

 

同愛会の事業所長のように、労働者としての権利を軽視する人間は障害当事者の権利も軽視します。みなさんの仕事はいったい誰のための仕事でしょうか?労働組合を嫌悪する協会に目を付けられないよう沈黙したままなら、自分のためだけに仕事をしていることになります。私たちの仕事は権利保障の仕事です。障害当事者の権利を保障するためには、まず職場で労働者の権利を大切にしてください。

 

来年は障害者サービス報酬改定の年です。障害福祉も高齢福祉も医療も、このままでは崩壊します。協会のみなさんには、来年は福祉労働者の権利保障、社会保障の崩壊を防ぐためにともに立ち上がり、職場と社会を変えていく仲間となることを心からお願いするものです。よろしくお願いします!

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