第三者評価関連

提出しましょう!

提出しましょう!

福祉サービス第三者評価について、職員アンケート回収箱が設置されたことが園内メールで告知されました。今年は昨年までのように郵送ではありません。

締切は12月7日です。

今年の園内メールには、この福祉サービス第三者評価が東京都からの補助金700,000円によって実施されること、公金による事業であることが記されています。
昨年のように42%という低い回答率では、税金をドブに捨てているようなものです。
今年も低い回答率ならば、日の出福祉園職員と管理者はいったい何をしているのか?と他法人の事業所から呆れられるでしょう。http://blogs.yahoo.co.jp/nkl3doai/14244210.html

私たちの仕事は、国が定めた事業を国や地方公共団体の金を使って実施しているのです。社会福祉を担う者として自覚をもって第三者評価に臨みましょう!(林)




評価からこぼれ落ちたもの 2015年度第三者評価―その2

評価からこぼれ落ちたもの
2015年度第三者評価―その2

日の出福祉園が東京都福祉サービス第三者評価を受けるようになって7年。
当初は、結果が職員に開示されず、改善策も発表されませんでした。それらが開示されたのは、東京地本書記長も参加した第5回団交(2012.6.14)を経てからです。第三者評価結果の開示なんて、なんでそんな当たり前のことが団交議題だったのでしょうか?それは日の出福祉園が当たり前の組織ではなかったからに他なりません。

団交での合意後、結果がファイリングされ各部署に配布、改善策も玄関掲示板に張り出されるようになったものの、そこには日の出福祉園の運営実態が正確に反映されているとは言えませんでした。

第三者評価からこぼれ落ちたものは、
 1.移動支援・重度訪問介護不正請求問題
 2.虐待防止法施行後、東京都第一号だったはずの利用者虐待事件
 3.労基法無視の勤務体制
 4.職員の病休者数と離職率の高さ
 5.ゆにおん同愛会への不当な干渉
 6.ゆにおん同愛会の東京都労働委員会への不当労働行為救済申立て
 7.移譲後5人も代った施設長
 8.青梅労働基準監督署の5回にわたる行政指導
 9.非正規職員の割合と待遇格差の有無と程度
 10.研修、学習会の参加率の実態
 11.第三者評価アンケートの職員の回答率の低さ

1から7は日の出福祉園の現在の問題ではありません。東京都から同愛会へ移譲後の日の出福祉園はつい数年前までこういうありさまだったのです。そして、8から11は現在も続いている問題です。

こういった事柄が結果に反映しない第三者評価とは何なのでしょうか?都民が福祉サービスを選択する際の基準として役に立たなければ、第三者評価制度は画餅に過ぎません。たとえば、いくら職員の待遇改善に力を入れている、支援力の向上に力を入れているという評価であっても、実際は労使紛争が多発するわ、利用者虐待事件が頻発するわという事業所なら、看板に偽りありです。

より正確な評価ができるよう、評価項目に改善が求められます。特に客観的な数値にもとづく評価は必要です。虚偽の請求での返戻の有無や回数、虐待事件の有無や回数、行政指導の有無や回数、労使紛争の有無や頻度、職員の離職率、地域自立支援協議会や検討会議への参加の頻度など、運営実態を評価する客観的指標はあるのです。

元来対人援助場面では数値化できない職員の仕事を人事考課制度で数値化して評価するのではなく、事業者の管理運営こそは数値化して評価されなければいけません。「支援のドラマ」などと数値化できない、どうにでも解釈できる目標を立てているような法人は論外です。(林武文)

2015年度第三者評価説明会 ―回答率の少なさを管理者はどう総括するのか―

2015年度第三者評価説明会
―回答率の少なさを管理者はどう総括するのか―

今年度の第三者評価アンケート回答率は42%。わずか33%だった2013年度からすればマシですが、55%だった昨年度よりも13%もダウン。

回答率は評価項目にならないのか質問しましたが、都の評価項目には入っていないとの回答でした。半数以上の職員が回答しないこと自体も、それはそれで評価の対象だと言う事もできるでしょう。しかし、サンプル数の低さは評価結果の信頼性に関わります。つまり、あんまり当てにならない調査結果に終わってしまうのです。回答率が100%であろうが42%であろうが、第三者評価機関への報酬は変わりがありません。報酬は東京都福祉サービス推進費、つまり、その原資は私たちの税金です。あんまり当てにならない結果の調査に私たちの税金を使っているんだとしたら?

これで生活保護受給者へ偏見を持って、「支給基準切り下げや加算廃止は当然だ!」などと考えている職員がいれば、もうどうしようもありません。なぜなら、第三者評価に関しては日の出福祉園の6割の職員が税金を無駄にしているのですから…。

回答者の少なさから考えられることは何でしょうか?
はっきりしていることは、職員に第三者評価の意義が理解されていないという事です。

なぜ職員の理解はこうも低いのでしょうか?
①第三者評価制度の説明が評価機関まかせで、管理者が職員に動機づけを図らない。
②各部署で職員にアンケートの記入や期日までの提出を呼びかける管理者がいない。つまり、現場でのマネジメントの不在。
③そもそも管理者が福祉サービス第三者評価制度を、日の出福祉園の運営改善のために活用するツールとして位置づけていない。

以上のことが、第三者評価をめぐる日の出福祉園の病理として浮き彫りになってきたのではないでしょうか?違うと言うのならば、管理者の総括やいかに?

さて、これからも日の出福祉園は半数に満たない回答率で第三者評価を受け続けるのでしょうか?第一義的には管理者の姿勢が問われるのは言うまでもありません。しかし、同時に職員一人一人の自覚が問われています。
税金を無駄にしながら福祉もヘッタクレもないはず。来年は職員がしっかりと自覚して、管理者がいい加減ならば「税金を無駄にするな!」と職員の方から突き上げていくようにしましょう。(林)

第三者評価アンケートの提出を。

平成27年度福祉サービス第三者評価の職員アンケートの提出期限は過ぎましたが、園から引き続き記入と投函が呼びかけられています。

12月13日時点で評価機関に届いた分は全職員の約4割に満たないとの事です。低い回答率は評価結果の信頼性を損ないます。評価機関への報酬は東京都の福祉サービス推進費です。私たちの税金を、福祉で働く私たち自身が無駄にするようなことがないように、必ず回答しましょう。


2014年度の第三者評価

2014年度の第三者評価

2014年度福祉サービス第三者評価の結果報告会が終わりました。
アンケートに職員の3分の1しか回答しなかった2013年度と違い、2014年度はおおむね6割の職員がアンケートに回答しています。結果報告会もなく改善計画の職員への周知もなされなかった前々施設長時代と比べたら、日の出福祉園の管理運営は少しずつですが、着実に前に進んでいます。
 
とうきょう福祉ナビゲーションで公開されてはいますが、第三者評価の結果は説明を受けてもなかなか分かりにくいものです。評価結果のグラフや表よりも、事前に各部署に配布されている評価結果報告の自由記述欄にある職員や家族の生の声の方に、問題の本質が示されていると思います。2014年度は職員の不足を挙げる多数の意見が職員、家族双方からありました。 
 
私は、職員の離職率など具体的で客観的な数字で判断できる評価基準はないのか質問しました。高い離職率に悩む社会福祉法人が、グループ全体で年間6000回にもおよぶ上司による職員の個人面談を重ねたり、人材登用の仕組みを整備するなどの試みで離職率を激減させた様子が、NHKクローズアップ現代で報道されていたからです。
 
労働基準監督署からの是正勧告などの行政指導を何度受けたのかということも、組織の健全さを判断できる指標です。一昨年は3回も受けた行政指導が今年度は一切なかったとすれば、それは組織がコンプライアンス向上に努力したということです。たとえ第三者評価機関が変わったとしても、誰もがわかりやすい評価のためには、やはり客観的な数字が指標として必要なのではないでしょうか?

同愛会東京事業本部のようにいくら「東京一幸せなるよりどころをめざす」と大仰なことを言っても、離職率が高く中堅職員が育たなければ支援の質は担保されません。離職率の推移は、組織の評価基準として重要だと思います。

第三者評価の評価基準にそういった指標がないのであれば、同愛会や東京事業本部、日の出福祉園独自の取り組みとして、数値目標を設定してその推移を公表すればいいのではないでしょうか?そういった管理運営方針は、第三者評価においてさらにプラスの評価対象になるでしょう。(林)
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