日々雑感の記

都合の悪いことは見ない、考えない、話さない

都合の悪いことは見ない、考えない、話さない

記者「感染者が増える中でオリンピック・パラリンピックを開催しても国民の命を守れると考えているか?」

菅首相「そこは、守れると思っています。・・・今日も1,000人を超えていますけれども、65歳を超える重症化の一番多いといわれる高齢者の皆さんの感染者は、このところ、4パーセントを切っていますから、そこについては、数字がしっかりと表してくれていると思います。ですから、ワクチン接種というのは大きな効果が出ている、このように考えています。」

デルタ株では40代、50代の若い世代の重症化が指摘されているのに、菅首相はそれに一切触れず高齢者の比率しか語らない。

ナチスのホロコーストを揶揄していた演出家の開会式が変更なく実施されるのに、マスコミは笑顔で報道。まるでユダヤ人人権団体の抗議と解任劇がなかったかのように。

都合の悪いことには一切向き合おうとしない日本社会。オリンピック開催を歓迎する人と開催に反対の声を上げない人のどちらも、都合の悪いことから目を背けている。(林)

とにかく質問に答えない その3

とにかく質問に答えない その3

菅首相の記者会見。とにかく質問に答えない。「いや、私が質問したのはそういうことではなくて・・・」質問者のフラストレーションやいかに。しかし、再質問は禁じられている。質問と違う内容を繰り返しても、紛糾しない記者会見とは、これまたいかに?
異を唱えない記者全員が、一国の総理が質問に全く答えない会見を黙認し、マスコミ各社は抗議もせず。民主主義を破壊しているのは菅首相か?報道機関か?


それにしても、オリンピックが世界を一つにするなどと具体性のない抽象的な言葉を繰り返す菅首相は、東京一幸せなるよりどころ、支援のドラマなどと具体性のないキャッチコピーを繰り返す同愛会東京事業本部と驚くほど似ている。職場は国の相似形。

高山理事長、あなたは自分が菅首相と同類だと見られていることの自覚はあるか?


http://nkl3.livedoor.blog/archives/462352.html
http://nkl3.livedoor.blog/archives/462357.html

ご研究?あっ、そう?

ご研究?あっ、そう?

「ご生誕」、「ご研究」とアカデミズムに馴染まない文字が躍っています。自然科学、社会科学に関わらず、学問的成果は時代的制約を受けるので、後世の研究者から批判的に乗り越えられるものでしょう。「ご生誕記念」の「ご研究」展示ならば、批判的考察など入り込む余地がありません。このような展示が学問的と言えるでしょうか?これが社会科学だったら、ゾッとします。これが批判を許さない天皇制の恐ろしさです。

フィールドワークなど自由にできなかったはずの裕仁天皇が、どうして多くの標本採集や新種発見なぞできたのでしょうか?展示は生物学者裕仁の功績ではなく、学問とはいったいなんぞや?という問題を考える契機になるのではないでしょうか?展示内容をポスターの字面通りに受け取って感銘を受ける人がいるとすれば、その人の態度は何ら学問的ではありません。「お歌の紹介」なんて国立科学博物館の展示としてふさわしいでしょうか?昭和天皇記念館ではないのです。(林)
ご研究1
ご研究2

安倍晋三がかわいらしく見える

安倍晋三がかわいらしく見える

武田総務国会では武田良太総務大臣が野党議員の質問にはまったく答えず、ただただ、「国民が疑念を抱くような会食、会合に応じたことはない」と壊れたレコードのように答弁している。はぐらかし答弁は計25回も繰り返したらしい。

驚き呆れるのは、武田総務大臣の逆切れのようなふてぶてしい態度。とても国民に丁寧に説明しようという態度ではない。

何でこいつはこんなに偉そうに答弁するのか?
いったい、自分を何様だと思っているのか?

武田総務大臣の答弁を見ていると、追及されて目が泳いだり、とちったり、しどろもどろになった安倍前首相がかわいらしく見えてくる。

国会で平然と虚偽答弁をする、はぐらかす、開き直る、逆切れする。これが日本の議会制民主主義の現実である。その呆れた姿をいっさいニュースで流さないマスコミ。これが民主主義国家日本の現実。名ばかり民主主義国家、いや、独裁国家と変わりがない。(林)

皇室は差別主義者か?

皇室は差別主義者か?

英王室のウィリアム王子は3月11日に「王室の家族はレイシストなのか」と報道陣に問われ、「我々はレイシストでは全くない」と返答したとのことです。

女性差別発言で世論の反発を買った東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森前会長が辞任しましたが、世間の厳しい目は天皇・皇族のあり方に向けられることはありません。象徴天皇制は皇位継承権から女性を排除した制度であるにもかかわらずです。それだけではありません。
皇族男子の結婚は皇室会議の「議を経る」とされ、相手の国籍、家柄、学歴、家族・家系に精神病患者がいないか等を調査、審議されます。

このような社会的差別の権化のような天皇・皇族に対して、「皇室は差別主義者か?」と質問する記者がいるでしょうか?記者も、コメンテーターも、政治家も、誰一人として皇室の差別主義を指摘しないこの国は、民主主義を語る資格のない国です。
(林)
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