またですか・・・・・・・・・・・・・・・・
日の出福祉園では3人の支援課長のうち1人が3月末で退職します。先日、看護師がその課長に利用者さんのことで電話し、「課長なんですから判断してください」と伝えたところ、「自分には権限がない」と。看護師は電話の後で課長の退職を他の職員から聞いたとのこと。当該課長の3月のシフトはほぼ年休で埋まっていますが、医務は当該課長、医務課長からも退職について何も説明を受けていません。どうやら課長連中は正式な辞令発表までは説明しないようです。すでに勤務表は発表されているにも関わらず。年休だらけのシフトで退職の噂は広がっていました。驚くことに、当該課長は自分が担当する生活棟には退職を伝えていたのです。え?医務には伝える必要がない?利用者さんに関して引継ぎ事項はない?今後生活棟の責任者は?医務は誰に伝えればいいのか?
これが日の出福祉園の管理職のありさまです。何も引継ぎをせずに急にいなくなったのは、初代東京事業本部長、虐待事件を隠蔽した古山恵治元施設長、その後にA東京事業本部長、B東京事業本部長、C日の出福祉園施設長、D支援課長、F支援課長などの幹部たちばかり。まともな管理職ならば、支援現場に不安を残さないよう自分がいなくなった後の管理体制について他部署との情報共有を図り、一定の準備を整えてから退職するでしょう。退職までは管理職なのですから職責を果たすのが当然ですが、「権限がないから」とは?すでに退職モード。こんな無責任な管理職ですから、日の出福祉園の管理職に多職種連携など、土台無理な話です。伊倉事業所長をはじめ、管理職たちには専門職・多職種が協働する職場で働いた経験がなく、多機関との連携も経験したことがないので、いくら看護師が多職種連携の大切さを訴えてもまるで理解できません。加えて、上司に言われたこと、組織決定事項しか実行しない、責任者であっても自分の頭で判断して自己の責任において独自の行動がとれないという同愛会幹部の行動特性が、こんな事態をもたらしています。辞令待ちの管理職は自分の言葉を持たず、上からの命令に従うだけ。全体状況を俯瞰できずアセスメントもできない。部署間の関係調整を行う必要性を感じていないし、感じたとしても自ら動こうとは決してしません。
現場に一言もなく去っていった管理者たちは悪しき前例となり、恐ろしく無責任な組織風土を作ってしまいました。13年の月日を経ても、日の出福祉園の管理職の姿勢には進歩がありません。そんな歴代幹部を許してきたのは理事長高山和彦と、私たち職員です。理事長はすでに同愛会のガバナンス能力を失っているようですが、私たち職員が声を上げてこのような無責任な管理運営に異を唱えなければ、私たちは理事長と同じレベルになってしまいます。(医務 林)