Climbing Technology Groove レヴュー
Climbing Technology社にはCROCODILEというKONG社のGIGIのようなビレイプレートがありますが、このGrooveにはブレーキ用のツノがあるのが特徴です。ネットでレビューを見かけませんので、使用した感想を記します。
GIGIと比べて、スロットの大きさがこれだけ違う。幅も長さも小さい。ちなみに、GrooveにもGIGIのような鼻があり、セカンド、サードを同時に確保できる。
セカンドの確保はコツが要り、腕だけで引き上げるとけっこうな筋トレになる。GIGIの方がはるかに快適に引き上げることができる。http://nkl3.livedoor.blog/archives/460284.html ちなみにロープはTENDON社のアンビジョン10.2ミリ、ほとんど毛羽立ってない。スロットの長さよりも幅の狭さが影響している様子。カラビナは本体を挟むようにセット。ロープが太いのとスロットのサイズが小さいので反転する恐れはほぼゼロ。カラビナを外側からセットしても問題ないはずだが、習慣づけるために挟み込んでセット。
懸垂下降。メーカーのマニュアルにはセカンドのビレイ同様、カラビナを本体に挟み込む形でセットするよう推奨されている。
ダブルでもシングルでも、懸垂ではカラビナが反転する心配がないから挟まなくてもよいはず。(GIGIではカラビナを挟み込んでセットして懸垂下降したことはないが問題はない。)スロットが小さいおかげか、GIGIよりも適度にブレーキがかかってスムーズに下降できる。(体重65.5㎏の空身。)
GIGIでのいつものセット方法。Grooveでは制動が強過ぎてギクシャクしてしまう。