1月労使懇談会報告 その2

●今年度の事業計画・予算説明会が、今年度は開催される見通しが立たなくなった事について
高齢化や疾病罹患にともない利用者さんの入院件数が急激に増加し亡くなった方が多かったこと、入所者数の定員割れ状態が長期化していること、日中活動体制の再構築を試行錯誤している状態であること、建替えと引っ越しが始まったこと等々、多くの課題が日の出福祉園に集中した年度であったことを勘案しても、客観的には運営面に汚点を残すものであることを組合は伊倉施設長に伝えました。

人員補充については、「人件費の枠があるから」と言われても、そもそも今年度当初予算でいくらの人件費が計上されていたのか、それが年度途中の補正でどれくらいマイナス補正されたのかなど、私たち職員は具体的な数字で一切説明されていません。

こんなことは、これまでの日の出福祉園の運営ではありませんでした。しかし、これは一昨年前に突然日の出福祉園に配属され、当初の予定とは違って日の出福祉園の運営課題を一挙に背負わされている伊倉施設長の責に帰すべきものではありません。法人の運営責任こそが問われています。透明性が求められている社会福祉法人として、同愛会は運営の情報開示と説明責任を果たさなければいけません。(林)