この半年間の日の出福祉園の運営について-
ゆにおん同愛会執行委員長 林武文

昨年秋、高山理事長が日の出福祉園で10回にわたる「講話」を行いました。日の出福祉園の人員不足をはじめとする様々な運営の不全について、法人が責任を果たしてこなかったことを職員に謝罪し、これから東京事業本部の運営に法人が直接責任を持つことを伝えました。そして暫定的な運営体制に参加する職員を募集し、応募した職員に個別的に面談しました。

しかし、その暫定的な体制は一度も稼働することはなく、打ち上げ花火に終わりました。当時の日の出福祉園施設長は出勤しなくなり、そのまま昨年度末付で退職。棟課長1名とスーパーバイザーだった東京事業本部の他事業所の元施設長、さらには東京事業本部長も退職。今年度からの新体制は園内メールで発表されたものの、理事長や施設長から職員への説明は今のところありません。新たに、某市の元部長職だった人物をまちの暮らしのセンター西多摩センター長、西多摩総合統括、東京事業本部長補佐に迎えました。しかし、これまで労使合意にもとづいて議事録が開示されていた運営会議がなくなり、今、日の出福祉園の意思決定機関がいったいどこなのか?どんな議題が話し合われているのか職員に全く分からなくなっています。

「情報開示」「説明責任」「法令順守」は、現代社会で事業経営者が求められる倫理ですが、同愛会東京事業本部、こと日の出福祉園においては、それらと程遠い運営になっています。それも、どんどんひどくなっていると言わざるを得ません。