被災地障害者センターくまもと

4月16日 2:51 · 
2017年4月16日 本震から一年
 被災地にも平等に季節が巡り、南阿蘇の桜も菜の花も満開だ。阿蘇大橋が崩れた土砂によって跡形もなく崩落してから一年が経つ。
 南阿蘇から対岸を見ると剔れた広大な山肌が見える。無人のショベルカーなどを導入して必至の復旧作業が続いている。いずれはこの山肌を通っていた熊本と大分を結ぶ大動脈も復旧するであろう。
 しかし、剔れた人のこころと生活はそう簡単には戻らない。災害支援に駆けつけていただいた膨大なボランティアが去り、波が引いたように静かになった被災地。孤立と孤独が置き去りにされている。

4月4日 20:23 · 
【ボランティア大募集】
4月に入り、ボランティアさんがいないという日を初めて迎えました。現在事務局スタッフは5名、交代でボランティアに出動する体制をとっています。
今迄平日に毎日ボランティアさんを派遣してくれていたJDFさん、4月以降も毎週金曜日に派遣してもらえることになりました。さらに、頻繁に来てくれていた「熊本地震被災地障がい者とつながれプロジェクトおおむた」からは土曜日を中心に来てもらえます。さらに、大阪の関西実行委員会からも派遣してもらえると聞いています。本当に皆様に感謝です。
センターを周知してもらうために、SOSチラシを仮設住宅に一戸一戸配布し、そしてみなし仮設には社会福祉協議会から送ってもらうように自治体に交渉してきました。
最近になって新たな依頼が入ってきています。大きな傾向としては、家屋解体に伴う片付けと、そして精神的身体的ににつらい、それに伴う病院同行等にに分けられるのではないかと思います。
熊本県全体で家屋の解体はまだ50%以下という状況です。さらに、本日の熊本日日新聞に、益城町の仮設住宅で男性が孤独死という記事が出ていました。もうすぐ震災から一年ですが、まだまだ被災は続いていると痛感しています。
そこで、個人でボランティアしたいという人、特に家屋片付け等力仕事を手伝ってくださる方、どうぞご連絡ください。ホームページにボランティア申し込み用紙がありますのでそちらからお願いします。
ちなみに、GWは、29,30日は閉めますが、1日から7日は開けます。どうぞよろしくお願いいたします。