「平和の灯を!ヤスクニの闇へ」キャンドル行動2016 その2

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コンサートは今年も、ソン・ビョンフィさんとイ・ジョンヨルさん。ソン・ビョンフィさん、一昨年まで来ていたムン・ジノさんもいいけど、イ・ジョンヨルさんの歌が素晴らしいこと。2年目にして遅まきながらファンになりました。

キャンドル行動が始まって10年。主催者によれば、当初10年を区切りに終わるつもりだったそうですが、とても止められる社会状況ではなく今後も続けていくとのことです。私はこの集会は希望の集会だと思っています。

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「靖国反対!」「合祀を止めろ!」「戦争反対!」とコールするデモ参加者に対して、ネット右翼の人たちは「日本人へのヘイトスピーチを止めろ」と罵声を浴びせます。政府批判がヘイトスピーチならば野党はヘイト団体なのでしょうか?「米軍は沖縄から出ていけ!」という沖縄の人の声にも「米軍に対するヘイトスピーチだよね」と絡んでくるネット右翼の人たちには、ヘイトスピーチの意味は全く理解されていません。だからこそヘイトスピーチ対策法成立後もヘイトスピーチが後を絶ちません。

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なぜ?なぜ?そこまでニッポン、ニッポン人にこだわるのか?プロの右翼団体の方々はともかく、ボランティアで来ているネット右翼の人たちの「私」への執着に、ヤスクニの闇ならぬ人間の闇を垣間見た思いでした。
このキャンドル行動の意義は、靖国問題、憲法問題、歴史問題を考えるためだけではありません。差別を考える良い機会です。差別はいけないというのは誰でも言えますが、実際にヘイトスピーチで罵倒される側に立ってみなければ、その意味はわからないでしょう。キャンドル行動は人間を考える学びの場であり、それはすなわち私たちの仕事である社会福祉を考え学ぶ場でもあります。来年は、ぜひ多くの職員の参加を呼びかけます。
資料あります。ご入用の方は組合へ。(ジジ


軍服姿に修整された叔父の写真~ヤスクニキャンドル行動に500人
(レイバーネットHP)

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