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国防軍の名の下、ふたたび「英霊」をつくるのか
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2013 平和の灯を!ヤスクニの闇へ 
キャンドル行動

シンポジウムで特に印象的だったのは、金東椿さん(聖公会大学教授)の報告です。
韓国では、戦死した軍、警察関係者の慰霊祭が1948年から政府主催で行われているそうです。国家による追悼が顕著になれば、遺族の個人的、私的な悲しみの追悼が禁じられたそうです。国のために死んだ英雄だから、遺族が悲しむこ
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とはまかりならぬ、ということなのでしょう。家族の死が、国家によってのみ意味づけられ、遺族が家族としてその死を悼むことが禁じられる。国家による死者の追悼が本質的に持っている暴力性を示していると思いました。それは、靖国神社と同じ構図です。祀らないでくれ、合祀を取り下げてくれと韓国遺族が訴えても拒否するのですから・・・。
  
今年もソン・ビョンフィさん、ムン・ジンオさんが、素晴らしい声で美しい歌を聞かせてくれました。最後は韓国の大学生たちと靖国神社合祀取り下げ訴訟原告の方々もステージに上がりみんなで大合唱。大きな拍手が会場に響きました。
 
キャンドルデモでは、相変わらず右翼団体の妨害行動。靖国神社合祀取り下げ訴訟の原告の人たちや大学生たちに「朝鮮人帰れ!」とあらん限りの罵声を浴びせる人たち。デモ隊に突っ込もうとして警察に止められる街宣車。こんなお世辞にも行儀のいいとは言えない人たちに、天皇陛下万歳と尊崇される天皇は、内心いったいどんな気持ちなんだろう?とあらためて思います。(ジジ
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写真速報 : 「国防軍はいらない!」~ヤスクニキャンドル行動に500人