2019年11月
東京南部労働者組合・日本知的障害者福祉協会 BLOG
不当労働行為救済申立・日本知的障害者福祉協会事件 第13回調査が、2019年11月7日(木)10:30から東京都労働委員会審問室において行われた。協会側は協会顧問弁護士と太田常任理事、古屋総務課長、三浦政策企画課長。我々組合側は当該組合員の他、南部労組の仲間3名が集まってくれた。
前回の報告は「さて、どうなることやら…」で終わったが、結論から言うと、今回も和解協議は継続、次回に持ち越しとなった。一体いつまで続くんだろう?
我が組合は、2019年11月4日付で、「30不15 日本知的障害者福祉協会事件 第12回調査(2019/9/30) 都労委-和解文言案への組合修正案」(以下、「組合再修正案」と略)を提出したが、一方、協会側からは何も出されていないとのことで、「組合再修正案」を基に労働委員会三者委員が協会含めて協議を行なうことになった。今回は最初に組合が審問室に呼ばれ、我々組合に「組合再修正案」について説明を求められたので、簡単に趣旨説明と後述する相変わらずの新たな組合員への業務排除の職場の実態を伝え(後述)、その後、長時間、労側控室で待機という、ここ数回の調査と同様の繰り返しとなった。
本日、11月20日に開催された
第36回団交の概要は以下の通りです。
第36回団交の概要は以下の通りです。
1.労使合意履行状況
①処遇改善計画説明会開催は?
→高山理事長、本吉東京事業本部長で説明会のあり方を検討し、今年度内に開催する。
→高山理事長、本吉東京事業本部長で説明会のあり方を検討し、今年度内に開催する。
②運営会議議事録開示は?
→法人は早急に開示する。
→法人は早急に開示する。
2.職員待遇について
① 日の出福祉園の契約職員にしか適用していないソウェルクラブへの加盟を東京事業本部全体で実施
すること。
→法人は東京事業本部全体への実施は確約せず。まずは西多摩事業部の事業所の職員にソウェルクラブについて情報提供の上、
加入希望を確認し、希望する職員には加入手続きをとると回答。
すること。
→法人は東京事業本部全体への実施は確約せず。まずは西多摩事業部の事業所の職員にソウェルクラブについて情報提供の上、
加入希望を確認し、希望する職員には加入手続きをとると回答。
② 正規職員にある全ての諸手当を契約職員にも保証すること。
③ 4年間据え置かれている契約職員の賃上げを図ること。
④ 非常勤契約職員に慶弔休暇を保証すること。
⑤ 無期転換した契約職員に正規職員と同じ休職制度を適用すること。
→②~⑤について。組合は均等待遇原則にもとづき上記を要求した。法人は、現在、横浜と東京の
就業規則の統一化のための作業を行っており、その進捗状況を本吉東京事業本部長が組合に伝達す
るので、労使懇談会で協議して欲しいと回答。組合はそれを応諾した。
→②~⑤について。組合は均等待遇原則にもとづき上記を要求した。法人は、現在、横浜と東京の
就業規則の統一化のための作業を行っており、その進捗状況を本吉東京事業本部長が組合に伝達す
るので、労使懇談会で協議して欲しいと回答。組合はそれを応諾した。
⑥ 正規・非正規関わりなく、支援スタッフの夜勤手当を法定割増分プラス1万円とすること。
→1人夜勤者以外の夜勤手当について、再度組合で検討し次回団交で議論する。
→1人夜勤者以外の夜勤手当について、再度組合で検討し次回団交で議論する。
--------------------------------------------
●以下の議題は時間不足で議論できず。次回に持ち越しました。第37回団交は2月開催予定。複数の候補日を法人が組合に提示予定。3.A組合員の消化できない年次有給休暇を買い取ること。買取りの計算は本人の時給単価をもとに計
算すること。
4. 西多摩事業部一体的な労働安全衛生活動について
① 以前のように、西多摩事業部の日の出福祉園以外の事業所から日の出福祉園労働安全衛生委員会
に委員を出して、労働安全衛生活動に参加すること。
② 日の出福祉園労働安全衛生委員会の各部署報告に、他の事業所の状況を記載すること。
③ 法人の安全週間の取り組み、日の出福祉園メンタルヘルス研修等の労働安全衛生活動に他の事業
所も参加すること。
④ 第34回団体交渉事前事務折衝での労使合意にもとづき、西多摩事業部一体的な労働安全衛生活動
の実施のために本吉東京事業本部長を日の出福祉園労働安全衛生委員会に出席させ、その任に当た
らせること。
らせること。
5.その他
プロフィール
人間平等!
最新記事
最新コメント
記事検索
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
カテゴリ別アーカイブ
アーカイブ
QRコード