2019年04月

SST通信5月号

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2019読書会5月

2019読書会5月

「立川生活保護廃止自殺事件・調査団報告書」を HPにアップしました

「立川生活保護廃止自殺事件・調査団報告書」を
HPにアップしました
生活保護問題対策全国会議HPより

 「立川生活保護廃止自殺事件」とは、2015年12月、就労指導違反を理由とする保護廃止直後に、利用者だった40代男性が自殺した事件です。事件を契機に調査団を結成し、東京都・立川市への申し入れ・懇談を重ねました。
 市や都が責任を認めるには至りませんでしたが、市は、再発防止策として調査団が求めた2点、すなわち、①職員研修(森川すいめい医師による軽度知的障害者への支援の実践に関する研修)を開催するとともに(2019年1月30日実施済み)、②今後万が一にも就労指導違反を理由とする停止廃止をする際には、相談機関や取りうる手段を明記した文書を交付することを約束しました。

 報告・提言書は、このような取り組みや問題点、あるべき就労指導のあり方等について提言をまとめた書面です。厚労省が数値目標の設定を指示していることから、就労指導の強化、違反を理由とする保護の停止・廃止の問題は全国でも起こっているものと思われます。
 各地での取り組みの参考にもなると思いますので、ぜひお読み下さい。
 

東京労働安全衛生センターの取材を受けました。③

安全と健康 2019年3月号
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憲法骨抜き

憲法骨抜き

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秋篠宮眞子の結婚問題に関するマスコミの報道が、もはや常軌を逸しています。日本国憲法第24条には「婚姻は、両性の合意に基いてのみ成立」することを指摘し、なぜ婚約者の家の借金問題の解決まで結婚の条件として負わされるのか?と、真っ当な意見を述べる弁護士もテレビに出演しています。しかし、多くのコメンテーターは「結婚は家と家の問題」、「親の気持ちとしてはそうはいかない」などと、婚約者に大変批判的です。視聴者も批判的な意見が多いとか。

マスコミを上げてのバッシング。これは社会総がかりのイジメではないでしょうか?婚約者が心身の不調をきたしたり、万が一自死に至ることになれば、いったいどうするのでしょうか?批判者は秋篠宮様のお考えが正しいという前提に立って、秋篠宮様のご意向に誠心誠意応えないことがケシカランという感情を土台にしています。

いやいや、当の本人たちの気持ちは?それが一番大切でしょう?両性の合意にのみ基づくはずの婚姻は、皇室には適用除外。多くの国民がそれを当然視し、また結婚が家と家の問題だという考えに賛同するのであれば、憲法は実態として空文化するではないですか。

天皇・皇族のありようは、憲法骨抜き装置としてこの社会で機能しています。恐ろしいことは、それを指摘する政党が一つもないことです。リベラルな野党こそは、天皇制と日本社会の関係に正面から向き合い、民主主義の立場から天皇制のもたらしている弊害を指摘すべきなのに・・・。(林)
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