2017年12月

労働組合という場を使って、助け合い、疲れた心を回復させましょう。

全国一般三多摩労働組合ブログ「労働組合のお仕事」より

昨日25日はXmasでした。無宗教の私としては、Xmasをお祝いするのならラマダン明けも花まつりをもっとお祝いしないとね、って思います。ただ、「幸福な王子」とか「若草物語」に出てくるような、自分よりも辛い立場の人に幸せを届けようとする行事がXmasであるのであれば、年末の行事として必要なことだと思います。

労働相談をやっていると、いろんな人が訪れてきます。「助けてください」という声、「やってください」という声、「お願いします」という声から始まって、「組合費を払えばなんでもやってくれるんですよね」と言われることもあります。・・・・

【談話】生活保護基準の切り下げに断固反対し、その撤回を求める!

2017年12月19日
全国労働組合総連合
事務局長代行 橋口 紀塩

 12月18日、厚生労働省は、生活保護費を2018年10月から段階的に引き下げると発表した。内訳は、生活扶助費が180億円の引き下げ(最大で5%の減額)、母子加算が20億円の引き下げ(平均2.1万円から1.7万円の減額)で、児童養育加算が40億円増とされているので、差し引き160億円の削減とされている。
 言うまでもなく、生活保護制度は、憲法25条にもとづく国民の生存権を保障する基本的な制度であり、生活保護に対する攻撃は、現在の生活保護受給者のみならず、すべての国民の生存権に対する攻撃である。また、生活保護基準は、すべての国民が健康で文化的な最低限度を送る上でのナショナルミニマム=国民生活の最低限保障の基軸であり、それを引き下げれば国民生活にさまざまな影響を及ぼすことは必至である。

 安倍内閣の今回の生活保護基準の引き下げは、2013年の史上最大と言われた生活扶助水準の切り下げ(平均6.5%、最大10.0%)、2015年の住宅扶助基準・冬季加算の削減に次ぐものである。2013年の切り下げに対して、全国で「憲法で保障された生存権を侵害し、生活保護受給者の尊厳をないがしろにするもので許せない」と、全国各地で「いのちのとりで裁判」が起こされ、争っている最中である。その判決が一つも出ていないのに、それを無視するような連続引き下げは絶対に許されない。
 「いのちのとりで裁判」では、「食事さえ犠牲にしての生活」「現在の生活は『死なない程度』の状態」「『何もせずにずっと寝とけ』と言われているようだ」「生きがいをどんどん奪われているような気になる」「これ以上、削るところはない」「もはや努力の限界を超えている」といった当事者の声が上がっている。こうした生活保護受給者の声や生活の実態を厚生労働省はどう考えているのか。そうした声や生活実態を無視して、さらに生活保護基準を切り下げることは絶対に許されない。

 もう一つの問題は、生活扶助基準額を、年収階層第1・十分位の世帯の生活扶助相当支出額と比較して、その引き下げを提案していることである。日本の生活保護の捕捉率は20%程度だと言われている。年収階層第1・十分位の世帯は本来、生活保護が受給できるにもかかわらず、そこから漏れている階層だと考えられる。また、日本の貧困率は15.6%(2016年)であり、年収階層第1・十分位の世帯は貧困層だと考えられ、憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」を享受しているとは到底考えられない。

 全労連は、今回の生活保護基準の連続引き下げに断固反対し、その撤回を求めるとともに、この間のすべての基準引き下げを、憲法で保障されたすべての国民に生存権=健康で文化的な最低限度の生活を保障するという視点から総点検・見直しを行うことを強く求めるものである。
(以上)

[告知]東京都労働委員会から 〜Merry Christmas !〜

東京南部労働者組合・日本知的障害者福祉協会 BLOG
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2017年12月25日(月)、今日はクリスマス。日本人の1%くらいしかキリスト教徒はいないのに、宗教には寛容な日本は多くの家庭にサンタ・クロースがプレゼントを持って来てくれたり、家族で行事食を食べたりして、クリスマスをお祝いしている。私の親戚や友人が信仰している非寛容で有名な某仏教宗派の家庭でも、クリスマスは子供が喜ぶから例外らしい。

しかし、アメリカは多民族国家で「人種の坩堝 (melting pot)*」なので信仰している宗教も様々なことから、Merry Christmas ! という挨拶はキリスト教のお祝いを他の宗教を信仰している人たちに押し付けることになり、不快に感じる人も多いという。そこで、より politically correct な表現をということで、最近は、Happy Holidays ! と挨拶することが多いようだ。

* なお、melting potもpolitical correctnessにより、最近では「人種のサラダボウル (salad bowl)」と言うらしい。

極力他人に不快感を与える表現は避けたいところだが、Happy Holidays ! はあまり日本では馴染みがないので、とりあえず標題は Merry Christmas !
私は嫌!という方がいらっしゃったら、すぐに訂正します。

さて、これから第8回団交報告をまとめ、記事をUPする予定だが、2017年12月6日の第8回団交の協会の対応は全く以て呆れたものだった。特に水内事業課課長代理の件は、ある程度予想はしていたが、子供騙しな調査の仕方、すぐ暴露るような嘘から、稚拙な開き直りと、本当に公益法人か?と怒りと呆れを通り越して、失笑してしまった。
協会は組合員排除・不当労働行為を許さないという姿勢を明らかにしなさい、その回答如何では地労委に申し立てますよ、と前回団交から言っていたのにもかかわらずである。     

精神保健福祉法「改正」案再提出阻止  緊急署名のお願い


 政府は、精神障害当事者をはじめとする国民の圧倒的な批判の中で精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律(案)の成立を試みました。しかし、厚生労働省は国会での質問に答えられない場面もあり、参議院先議にもかかわらず記録的な長時間の審議の後、法案成立を断念して継続審議となりました。

その後の臨時国会では解散・総選挙となりこの精神保健福祉法「改正」法案は廃案となりました。ところが、2018年の国会で政府は法案をほぼそのままの形で提出し成立させようとしています。

 私たちはこの「改正」法案は以下5点の理由で二度と国会に提出されてはならないと考え、緊急署名を呼びかけます。
 1 相模原事件を契機に「精神障害者による犯罪」を防ぐための精神保健福祉法の見直しに力点が置かれたこの法案は、精神障害者は犯罪をしやすい危険なものであるという差別と偏見を助長し再生産するものであること。
 2 法案は精神障害者の措置入院後の支援計画を立てるとしているが、その計画作成過程に本人の意向は必須とされず、法文上では本人は「計画」を交付される客体とされ、支援計画を作ることは自治体の義務とされて本人の意向を無視した計画が作られる可能性が残りそれは支援の名に値しないだけでなく、憲法で定められた自由権の侵害になること。
 3 退院後支援計画を作る精神障害者支援地域協議会には警察の参加が想定されており、退院後支援が精神障害者への監視として運用されかねないこと。
 4 措置入院者の個人情報が退院後支援計画の作成過程で援助関係者の中で共有されるが、援助関係者の中には警察の参加も想定されており、警察が精神障害者の監視のために個人情報の利用をしかねないこと。 
 5 こうした監視が措置入院経験者という理由で行われるとすれば、それは正当な理由とは言えず、憲法で定められた平等権を侵し、措置入院経験者への差別となること。

 
よびかけ団体
〇心神喪失者等医療観察法をなくす会
〇国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会
〇心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク
〒 173-0004 東京都板橋区板橋2-44-10-203 北部労法センター気付

最賃下回る減額特例おかしい 障害者労働組合が学習会 

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しんぶん赤旗 2017.12.24
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