日本政府による沖縄への
弾圧を許さない集会
26日の衆院本会議の所信表明演説で安倍首相は、「海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっている。彼らに対し、いまこの場所から、心からの敬意を表そうではありませんか。」と述べ、自民党議員は総立ちで拍手を送りました。沖縄県東村高江での警察、機動隊の市民への暴力に、赤土防止条例違反や無断森林伐採などの法令違反を重ねる安倍政権。基地建設に苦しみ新たな基地負担に反対して生活を守るために闘っている市民からすれば、自民党議員が万雷の拍手で示した「心からの敬意」は、沖縄への圧迫を国会で公然と正当化し、さらなる弾圧を宣言するものでしかありません。
マスコミは沖縄で起こっている事などいっこうに伝えようとしません。しかし、多くの心ある人々は本土で声を上げています。無関心は最大の罪です。
・ソーシャルワーカーは、人々をあらゆる差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊などから守り、包含的な社会を目指すよう努める。
・ソーシャルワーカーは、社会に見られる不正義の改善と利用者の問題解決のため、利用者や他の専門職等と連帯し、効果的な方法により社会に働きかける。
(ソーシャルワーカーの倫理綱領)
沖縄への構造的差別に目を向けずに、社会福祉も何もあったものではありません。社会福祉を担う者として、沖縄問題に目を向けましょう。そして行動しましょう!(林)