2016年06月

恣意的拘禁に関する作業部会の日本招致実現に向けた要請文への賛同・連名の協力のお願い

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2016年6月19日・沖縄県民大会(全編)

これでいいのか精神医療‼ 6.26集会

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これでいいのか精神医療‼ 
6.26集会

基調報告で長谷川利夫さん(杏林大学教授)伊澤雄一さん(精神保健福祉事業団体連絡会代表/全国精神障害者地域生活支援協議会「あみ」代表)の特別報告がありました。

各パネラーの発表は以下の通りです。
長谷川さんが「隔離・身体拘束の実態から考える」
氏家憲章さん(社会福祉法人うるおいの里理事長)が「精神科病院の経営の行き詰まりと破綻」
内田明さん(医療扶助・人権ネットワーク事務局長 弁護士)が「長期入院問題について」
山本真理さん(WNUSP世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク理事)が「恣意的拘禁を許すな」
長谷川さんは隔離・拘束が増加している医療の現状を指摘し、氏家さんは日本の精神の隔離収容主義のおさらいと今後の予想を示し、内田さんは行政ぐるみの貧困ビジネスまがいのクリニックの現状を報告しました。山本さんは唯一個人が国連に通報できる「恣意的拘禁」について説明し、恣意的拘禁に関する作業部会に日本の精神医療の実態調査を要請する賛同を呼びかけました。

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会場から当事者の発言に関連して、山本さんは厚労省の「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」について、当事者を抜きにした病院とクリニックなど精神保健福祉村のパイの奪い合いだと発言しました。これは検討会に限らず、精神保健福祉全般、いや社会福祉業界全体に言えることだと思います。私たち福祉労働者は、自分たちの仕事が社会福祉全体の発展につながると思って日々働いています。(残念ながら同愛会東京事業本部は職員にそのような動機づけを図りませんが…)しかし職業として関わる以上、私たちは当事者の問題を生活の糧にしている側面が厳然とあります。

私が初めて勤めた病院の院長は、「自分たちの仕事は他人の不幸で飯を食っているという自覚が必要だ」と常々職員に語っていました。精神疾患=不幸だというのは、それこそ当事者を抜きにした他者による一方的な規定ですが、支援者側の謙虚さや自己限定的な視点の大切さを院長は語っていたのだと私は思います。浦河べてるの家の向谷地生良さんの言う、「私はこの仕事に命をかけない」という言葉にも通じる姿勢ではないでしょうか?

さて、知的障害者福祉の現場で働く私たちはどうでしょうか?目の前の利用者のために全身全霊命を懸けて仕事をしろと、高山理事長は日の出福祉園で私たち職員に語りました。
いやいや、いくらカッコつけても、
それはアンタの飯のタネだろ?
山本さんの発言は、私たちが抱きがちなやりがいや働きがいといった支援者側の自己満足を、障害当事者の立場から鋭く突くものではないでしょうか?

録音、資料あります。資料は、医療保護入院や措置入院など精神医療独自の強制入院のしくみについて解説があり、精神科病院で働いたことがない人や精神医療の問題に詳しくない人でもわかりやすいものとなっています。ご入用の方は組合まで。(ジジ

「オール沖縄会議」共同代表の玉城愛さんの訴え(2016年6月19日)

そうだったのか!TPP

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