6月28日、法人は確認書②案を提示し、組合は受諾しました。速報でお知らせした内容と若干違っています。
第25回団体交渉議事録確認書
合意・確認内容
1.労使合意履行状況の確認
①組合が団体交渉への理事長出席を要求した場合の事務手順について
法人は労使合意の手順に瑕疵があり事務折衝ができなかったことを認めた。組合は今後必ず労使合意の手順を守るように要求し、法人はその遵守を組合に約束した。
②運営会議議事録開示について
法人は今年度の議事録はまだ開示していないと回答。組合は早急に回答するように求め、法人は応諾した。
③生活介護送迎廃止の職員周知について
法人は連絡調整会議で伝え、議事録にも記載されると回答した。
2.当事者雇用の職員への合理的配慮について説明すること(日の出独自要求)
法人は基本的に個別対応していくと回答した。中途障害を負った職員が発生した場合は、年末調整の書類提出の際に障害者手帳取得の有無を確認すると回答した。
建替え後について、法人はバリアフリー法に則ってバリアフリー化すると回答した。組合は、身体障害者だけでなく、精神、発達障害者の就労の安定のためには職員の休憩室が絶対必要であることを伝え、それを要求した。また、利用者だけでなく職員も対象にした医師の診察台の必要性を訴え、それを要求した。
―さらに建替え問題について―
・組合は設計事務所の選定過程を情報公開するように要求し、法人は応諾した。
・職員から募集した意見について、組合は福祉避難所としての対応も含め、日の出福祉園側のレスポンスを職員に返していくよう要求し、法人は応諾した。
3.派遣職員採用について、法人の現状認識と今後の予定を説明すること(日の出独自要求)
組合は、派遣職員を導入後、支援現場にどういう影響があったか、一定の総括と日の出福祉園の今後の方針について職員に説明を求めた。法人は応諾し、園内メールで職員周知すると回答した。
4.「年次有給休暇の取得促進について」取り組み内容の、労使による取得状況のモニタリングと次年度目標設定の4月実施について。
時間不足のため議論できず。7月の労使懇談会で議論することを労使で合意した。
●以下の要求項目は、高山理事長出席を求める組合と理事長不在でも議論できるという東京事業本部の間で、労使合意の手順通りに事務折衝を7月中に行うことを労使で合意した。
5.櫻田茂所長、K日の出福祉園施設長は、日の出福祉園各部署に配布
している職員名簿にプロシード従業員、職員を掲示しなくなった理由を説明する
こと。
6.櫻田茂所長は、プロシードの安全衛生推進者として従業員の労働安全衛生計
画を説明すること。
7.法人はプロシード従業員と職員を上記名簿に掲載すること。
―次回団交について―
日程未定。議題4について労使懇談会で話し合い、議題5、6、7については高山理事長の団体交渉出席に関して事務折衝を行なう事、労使懇談会と事務折衝ともに7月中に開催する事を労使間で合意した。