2015年08月

学生ハンスト実行委員会 お知らせ

本日当該1名の体調が悪化し、一旦は小康状態を維持しておりましたが、医師からこれ以上の継続は生命に危険を生じうるとの意見を受けました。実行委はこれを重く受け止め、本人の希望に反する形にはなりますが、ハンスト開始から101時間でかかる1名を離脱させます。残り3名は続行します。
学生ハンスト実行委員会

今治市教委の育鵬社版採択をストップ

キャンペーンについてのお知らせ

今治市教委の育鵬社版採択をストップ

えひめ教科書裁判を支える会
2015年8月30日 — 歴史歪曲・憲法否定の育鵬社版教科書を採択しないよう求める署名に賛同ありがとうございました。
8月28日、今治市教委の教科書採択審議があり、教育長が、各教科の教科書について、いずれも、選定資料などに基づく採択を求め、歴史・公民では、東京書籍を採択することを求め
審議の結果、歴史・公民ともに、東京書籍が採択されました。
新規に、松山市・新居浜市教委が、育鵬社(歴史)を採択し、同教科書の採択が広がるなか、
今治市教委では、育鵬社版の教科書の採択を止めることができたことは、
次の一歩となる出来事だと思います。署名への賛同・協力ありがとうございました。

第20回団体交渉議事録確認書

8月30日本日、同愛会東京事業本部長名の議事録確認書を受け取りました。

第20回団体交渉議事録確認書

合意・確認内容
全国福祉保育労東京地本2015春闘統一要求
【労働条件に関する要求】
2.不払い残業を一掃すること
→法人は10月の全国労働衛生週間をめどに、日の出福祉園の全職員を対象にしたサービス残業の実態調査を行う。アンケートの質問項目は組合と協議の上で作成する。

4.労働基準法、労働安全衛生法などの労働関係法令を遵守できる職員数を必ず
 確保すること。
6.職員の安全確保、健康維持のためにも、年度途中に職員が退職や休職をした場
 合は、速やかに人員を補充すること
→・法人は日の出福祉園における派遣職員の位置づけについて、あらためて職員
  に周知する。
 ・組合は看護師の募集にあたっては日本看護協会や日本精神科看護技術協会
  などの職能団体へ問い合わせてみるように法人に要請した。

9.セクハラ、パワハラ、いじめを職場から一掃すること。
→組合は次回団交で具体策を示すよう法人へ要請した。

【福祉をとりまく制度に関する要求】
→法人は日の出福祉園が協力に応じた「社会福祉法等の改正に対する緊急請願
  書」(団体署名)に関して、法人本部、東京事業本部は協力できないと回答し
  た。

5.次回団体交渉日程
 →未定。8月第3週か、9月上旬を目途に法人が日程を調整する。

「社会」じゃなく「私」?

「社会」じゃなく「私」?

同愛会東京事業本部全体研修で2年続いた本部長の講義を通して明らかになったのは、現東京事業本部の想定する福祉には、ソーシャルワークを担う私たちが働きかけるべき社会が欠落しているということです。今年は「大衆の救いのために勤勉に働くより、ひとりの人のために全身を捧げる方が気高いのである。」という元国連事務総長の言葉こそありませんでしたが、論理構造は昨年と同様です。エンパワーメントという言葉が利用者ではなく職員に対して使われるなど、職員の自己実現の奨励という面は、むしろ昨年度より際立っていました。

主体性、覚悟、使命感、人生ドラマ、自己を確立する、自信を持つ、前を向いて進む、エースとして輝く…
対人援助を語りながら、なぜかくも自己実現の話ばかりなのか?私という病に無自覚であれば、対人援助は利用者をダシにした私に対する援助になってしまいますが、東京事業本部の私という病は重症で、末期的な様相さえ呈しています。

社会福祉法人であるにも関わらず社会が欠落している理由。それは働きかけるべき対象としての社会が、現東京事業本部には自覚されていないからに他なりません。ソーシャルワーカーの倫理綱領に記されている「差別」「貧困」「抑圧」「排除」「暴力」「環境破壊」などの現実の社会事象は、残念ながら現東京事業本部の思考の外だと言わざるをえません。東京事業本部は「社会福祉法が変わる、私たちも変わっていかなければならない。」と言います。働きかけるべき社会自体がないのですから、日本社会の現状分析や評価もなく時流に合わせて私たちも変わるべきという結論になるのは当然です。


さて、東京事業本部の致命的な欠点は明らかになりました。では私たちはどうやってその欠点を補っていけばいいのでしょうか?どうやって社会福祉のしごとを担う職員として成長していけばいいのでしょうか?

その答えは簡単だと私は思います。方法はたくさんありますが、まずは平成26年度同愛会事業報告書にある「平成26年度辞令交付にあたって」を読んでみましょう。わからない言葉があれば調べてみて、そこに書かれている内容を一通り理解しましょう。

そして、次にデモに参加してみましょう。近隣国、他民族を罵倒するデモにではありません。平和を求めるデモにです。安保法制に反対か安倍政権に反対かどうかは関係がありません。デモの趣旨に賛同できなければ、国会前や街頭で声を上げる老若男女のたくさんの人たちを観察してみましょう。社会を考えるために、この上ない良い機会です。それでも、自分はそんなところに行きたくない、と考えているとすれば、「平成26年度辞令交付にあたって」の趣旨は永遠に理解できません。(林)

社会無き社会福祉、クライアント無き対人援助

社会無き社会福祉、クライアント無き対人援助
同愛会東京事業本部全体研修会

現代社会や知的障害者をとりまく社会状況への具体的な言及がないのは今年も変わりありませんでした。東京事業本部長の講義の問題点は、私が指摘したパターナリズムの誤用だけでありません。(これ自体論外ですが…)もっと根本的な誤りは、対人援助のしごとを支援者とクライアントとの二者関係だけで説明していることです。利用者と利用者を取り巻く環境を構造的に見る視点がなければ、素人の頑張り屋さんに過ぎず、専門性のある支援者とは言えません。

ソーシャルワーカーの倫理綱領にはこう記されています。

価値と原則
(社会正義)
 ソーシャルワーカーは、差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊などの無い、自由、平等、共生に基づく社会正義の実現をめざす。

倫理基準
社会に対する倫理責任
(ソーシャル・インクルージョン) 
ソーシャルワーカーは、人々をあらゆる差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊などから守り、包含的な社会を目指すよう努める。

(社会への働きかけ) 
ソーシャルワーカーは、社会に見られる不正義の改善と利用者の問題解決のため、利用者や他の専門職等と連帯し、効果的な方法により社会に働きかける。

講義では働きかけられるべき社会は示されず、代わりに支援者である自分が焦点化されています。

動機づけには「覚悟」が強調され、「エースになって輝く自分」が奨励され、「決め(た)られたことはみなで守り実行すること」「『ダメだ。無理だ。』と決めつけているのは自分」と、支援者側の熱意と積極的な行動姿勢が説かれています。つまり、徹頭徹尾、支援者である自分のことしか言及されていないのです。

いやいや、果たして支援される側はどうなのか・・・?
される側の視点を欠いた支援論は反支援論です。勢いのある言葉が躍っていればいるほど、それは当事者にとってたちの悪い抑圧のイデオロギーと言えます。

「間係性は専門性を凌駕する」
一見もっともらしい言葉もありました。しかし、そう言いきれないのが対人援助の難しさです。関係性の病理をしっかり把握しなければ支援者として間違ってしまいます。支援者-利用者の非対称的な権力構造のなかで、いとも簡単にSM関係に陥りがちな私たち。関係性について専門的な知識にもとづく考察がなければアディクション支援はできませんし、虐待事件もなくならないでしょう。歪んだ関係性に陥らないためには、やはり専門的な勉強が必要不可欠です。

講義が無意味であったわけではありません。現在同愛会東京事業本部に欠落しているものが何なのか今回の講義で明らかになったわけですから、これを反面教師として、私たち職員各自が欠落した部分をしっかり学んでいけば良いのです。結果的に私たちが進むべき道は示されました。

来年の全体研修では、同愛会の理念、倫理綱領などの「自分たちがこうしたい」はとりあえず横に置いておいて、国連障害者権利条約について専門家を招いて講義して欲しいと思います。これ以上同愛会東京事業本部式の「自分福祉」を講義されても、私たちはソーシャルワークを担う職員として全く成長できません。

午後の講義の個人ワークは若干やり方がわかりにくかったものの、続くグループワークは大変有意義でした。入所施設、グループホーム、就B、児童発達支援センター等々、事業所の異なる職員同士がお互いの話を聞く機会はとても貴重です。来年は本部長の講義は無くして、午後はすべてグループワークに充ててはどうでしょうか?管理者から不正確な知識で抽象的な理念をレクチャーされなくとも、職員はそれぞれの現場の具体的な問題意識にもとづいて、他事業所の職員と自律的に意見交換やディスカッションをします。思い切ってテーマ設定せず、全くの自由討論で何が得られたか、グループ毎に発表しそれを共有していくのも面白い方法ではないでしょうか?(林)
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