宛先:内閣総理大臣 安倍晋三 様
発信者 満田 夏花
<要請事項>
1.エネルギー基本計画に、昨年夏の国民的議論の結果を反映し、「原発ゼロ」を明記してください
2.各地で公聴会を開催してください
3.パブリック・コメントをきちんと審議してください
エネルギー基本計画案が現在、パブリック・コメントにかけられています。
しかし、内容は、原発を「基盤として重要なベース電源」と位置づけ、核燃料サイクルを「着実に推進」とするものですが、その実現可能性や根拠が示されていません。 くわしくはこちらをご覧ください
また、この内容は2012年に大規模な「国民的議論」を経て決定された「原発稼働ゼロを目指す」という方針を覆すものです。
私たちは、福島第一原発事故の惨禍がなかったかのように原発回帰を明記した今回の「エネルギー基本計画案」に抗議するとともに、昨年夏の国民的議論の結果を反映し、「原発ゼロ」を明記することを求めます。
現在の経済産業省は民意を反映させようという姿勢がみられません。パブリック・コメントを募集していますが、出された意見がきちんと反映されるのかどうか疑問です。パブリック・コメント制度の目的に照らし、簡単なサマリーを形式的に公表するだけではなく、提出されたパブリック・コメントをすべて公開し、一つ一つの指摘を公開の場で審議してください。
また、パブリック・コメントだけでは不足です。インターネット上で消極的な告知しかしていないため、ほとんどの人がパブリック・コメントをやっていることすら知りません。
全国各地、とりわけ原発周辺地域や福島で、公聴会を開催し、その場で提起された意見をきちんと審議すべきです。
以上要請します。
署名締切:1月7日(火)朝10時 (1月7日または8日に提出予定です)
署名取りまとめ・問い合わせ先: 満田夏花(FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会) XLA07655(アット)nifty.com (アット)を@に変えて送信してください。
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署名されたみなさん、署名とともにパブリック・コメントを呼びかけています。パブコメは、国民意見の聴取のための正式な行政手続きです。数万のパブコメをめざしています。ぜひ、提出してください。オンラインでは下記から提出できます。
下記はパブリック・コメントの提出を呼びかけるチラシです。裏がファックス送信用のパブコメの書式になっています。
このチラシを広め、まわりの方にもパブリック・コメントを呼びかけてください。