2012年01月

なんで?

消費税増税の前に国会議員の削減が先だ!という意見がマスコミに散見されます。
そして、民主党は国会議員の比例定数を80削減する方針を出しました。

でも、国会議員の歳費を下げるというのならまだわかるけど、議員定数を減らすのはなぜ?しかも、死票の多い小選挙区ではなく、民意がストレートに反映する比例区を削減するのはなぜ?議員は少ない方が国民の多様なニーズが国政に反映しやすくなるの?

議会制民主主義を成り立たせているものに、国民代表制の原理があります。いくら議会で法律が決められても、議会自体が民意を反映していなかったら、それは単なる議会主義であって議会制民主主義とは言いません。日本は議会の多数派の政党が内閣を作る議院内閣制ですから、議会が民意を反映していなければ当然ながら政府も民意にもとづいたものにはなりません。

名ばかり管理職、名ばかり(偽装)請負が社会問題化して久しいですが、次は名ばかり民主主義の到来か?
このうえ消費税増税?????                        (ジジ    

言葉遣いは言葉の問題?

ワンフレーズ総理、津波天罰発言知事、「知恵を出さないやつは助けない」で辞任した復興担当大臣、「教育委員会のクソ野郎」発言の某市長(旧知事)…共通しているのは言葉の貧弱さ。少し前に流行った言葉で言えば、「品格」の無さです。彼らはそういった言葉遣いでは、聞く者から人として軽く見られるという事に気づいていない。

実は私自身も言葉遣いを軽んじていた頃があります。医療機関で拡がった「患者様」の呼称への違和感、反発もあり、私自身も「言葉遣いなんかどうでもいい。そんな問題じゃない」と、自信満々に体当たりの熱血支援をやっていました。

その後、地域の仕事をする中で言葉遣いの大切さを思い知らされました。それでも重度の知的障害を持つ日の出福祉園の利用者さんには今まで通りでした。地域の精神障害者版と入所施設の重度知的障害者版と、ダブルスタンダードだったのです。そして、その事に気が付いたのは、恥ずかしながら本当にここ数年です。

慇懃な言葉遣いが支援関係の必須事項ではないし、「笑顔!笑顔!ハイ、良くできました」といった接遇研修などは全く支援の本質ではないと思います。

しかし、利用者のためにと一生懸命多くの時間を割いて仕事をしている人は、自分の言葉遣いを一度見直してみる事が大切ではないでしょうか?これは利用者だけでなく、部下に対しての言葉遣いも同様です。施設運営にあたる人には、職員が自らの個人的、主観的な一生懸命さを疑う態度をモデリングできるように、ロールモデルとして心がけてほしいと思います。  (ジジ                                                                          

NHKスペシャル 阪神・淡路大震災17年 東北復興を支えたい ~“後悔”を胸に~

NHKスペシャル 阪神・淡路大震災17年 東北復興を支えたい
 ~“後悔”を胸に~

2012年1月17日(火) 午後10時00分~10時49分  
 総合テレビ http://www.nhk.or.jp/

阪神・淡路大震災17年 東北復興を支えたい~“後悔”を胸に~    
 今年1月、阪神・淡路大震災から17年。今、東日本大震災の被災地には、全国から多くの人々が復興支援に入っているが、その中でも大きな存在感を示しているのが、その阪神大震災で被災した地区の人たち。その数は兵庫県下の自治体職員や看護師など公的機関だけでも、のべ8万人に達しNPOやボランテイアを入れると、さらに膨大な数になる。彼らに取材すると、ある共通の“思い”があると分かってきた。それは、阪神大震災の復興でできなかったことを二度と繰り返したくないという“後悔”。その後悔を見ていくと、まちの復興を進める上での3つの大きな課題が浮かび上がってくる。
「住民が望む町の姿にならなかった」、「地域の絆が断ち切られた」、「多くの人がふるさとを奪われた」。しかし、被災地では「復興の青写真がなかなか示されない」、「同じ町内の人たちが違う仮設に入居させられた」など、再び同じ後悔を繰り返しかねない事態が進行している。阪神・淡路大震災を経験した人たちが「後悔」の念を胸に、東北の町の復興を支援する現場にカメラを入れ、今回の東日本大震災で何が復興の壁になっているのか、そして、街の復興で本当に大切なことは何か探る。                             (NHK HPより)

友人たちが神戸、洲本、明石などで被災した時に、同じ関西にいた私はボランティアに参加しませんでした。あれほど近くに住んでいたのに、自分の事ではありませんでした・・・     (ジジ
 

おいおいどこを見てるんだ。

高校サッカー選手権のダイジェストを録画してもう20年近くになります。
これだけ長いと録画予約ミスがあったりもしますが、今年は酷かった。
決勝戦の場面でプレイ画像の説明をすべきアナウンサーが、原稿だけを見てしゃべっていたのか、画像と説明が合っていないではないか。
おい、こちらは何十年も保存しておくライブラリーなんだぞ。どうしてくれるんだ。(yonku)
 

「普通に生きる」

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「普通に生きる」- ドキュメンタリー監督: 梨木かおり, 貞末麻哉子, 洪福貴 

日の出福祉園の玄関、各棟にポスターとチラシがあった映画です。

障害者福祉は行政サービスとして初めから整備されていたわけではありません。家族や関係者の運動によって作られていく様子がこの映画にも描かれています。福祉は国家からの国民への恩恵ではなく、国民の権利思想を土台に当事者や家族、関係者等によって拡充されてきた社会運動的な側面があり、それが福祉と営利企業のサービス業との大きな違いです。

といっても、通所施設建設運動のドキュメントではありません。高谷清の「重い障害を生きるということ」には重症児者の存在の根源的な意味について書かれていましたが、この映画では彼らが社会の中で周囲と関係を結びながら生きていく事の意味が示されていると思います。

ここに多くは書きません。後は映画館でご覧ください。1月27日まで上映しているそうです。前売り券ありますので、ご入用の方はご連絡下さい。  (林)
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