楽しかった園祭「サンサンフェスタ」が終わりました。
午前中雨も降りましたが、午後からは晴れてスッキリ。みんな遅くまで残って準備したかいがありました。台風で帰宅難民となり、園に泊まった人もいました。
でもみんな超勤はつけてる?サービス残業?用がある人は帰りづらくなかったのかな?
ここはむずかしいところ…この仕事、雇用契約という権利義務関係だけで割り切れるものじゃありません。私自身も過去には、秋祭りの企画運営やら利用者の送迎やらキャンプやら、職員ボランティアはたくさんやってきました。超勤申請なんか思いもつかなかったし、仲間と遅くまで残って準備した経験は、とても楽しかった思い出です。で、今回私自身も超勤申請していません。まあ、年に一度のお祭りなんだから、超勤なんて言わずにみんなで一生懸命にやろうぜ!
でも、子育てや介護で早く帰らないといけない人は?町内会やサークルなど地域で大事な用がある人は? そして何より、自身に休養が必要な人は?
一生懸命なのはいいことです。でも職員みんなが同じ条件で生活しているわけではないという、当たり前の事実を見失わないようにしないと、その一生懸命さは残酷なものになってしまいます。
福祉職場には少なからずボランティアマインドが求められます。労働組合として、どこまできちんと労働の対価を求めていくのか?とてもむずかしい問題です。でも、だからこそ多くの職員の健康実態や生活状況をもとに、労使間である程度の線引きをしていかないといけないと思いました。
また、職員ひとりひとりにも、目の前の仕事だけ見ていても見落としがちな同僚の生活背景にも目を配り、お互いに配慮し合えるような仕事をしていく事が求められていると思いました。
(ジジ)